「胸が垂れてきたかも?」今すぐできる胸の垂れレベル診断&段階別ケア
Aug 26, 2025
はじめに:垂れた胸とは?
「最近、胸が前より下がってきた気がする…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
垂れた胸(垂れ胸)とは、バストトップの位置が下がったり、デコルテのボリュームが減って胸の形が崩れてきた状態を指します。
これは加齢だけでなく、生活習慣・姿勢・出産や授乳など、さまざまな要因によって起こる誰にでも起こりうる自然な変化です。
ただし、胸が垂れてきたからといって諦める必要はありません。
正しい知識を持ってケアを始めれば、胸の形をきれいに保ったり、垂れ胸の進行を防ぐことができます。
この記事では、
▪︎ 胸の垂れレベルをセルフチェックする方法
▪︎ 垂れた胸を戻すための自宅ケアや筋トレ
▪︎ 垂れ胸を防ぐおすすめブラの選び方
まで、詳しく解説します。

胸が垂れてくるとどうなる?放置するリスクとデメリット
「最近、胸が前より下がってきた気がする…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、胸の垂れ(垂れ胸)を放置すると、見た目だけでなく体や心にも影響が出ることがあります。ここでは、胸が垂れてくることで起こりやすいリスクやデメリットを詳しく解説します。

⚠️ ① バストラインが崩れて見た目年齢が上がる
胸が垂れると、デコルテやバストトップの位置が下がり、上半身全体のシルエットが老けて見えやすくなります。
特にフィット感のあるトップスや水着を着たとき、ラインの崩れが気になる方も多いでしょう。
⚠️ ② 肩こり・姿勢の悪化につながる
胸が垂れてくると、バストの位置が低くなることで自然と猫背気味の姿勢になりやすくなります。
その結果、肩こり・首こり・背中の痛みなど、身体的な不調につながるケースもあります。
⚠️ ③ 肌トラブルや汗ムレの原因に
胸の位置が下がると、アンダーバストとの距離が近くなり、汗がたまりやすくなります。
その結果、かゆみ・赤み・あせもなどの肌トラブルを引き起こすことも。
⚠️ ④ 自信がなくなる・気持ちが落ち込みやすくなる
見た目の変化は、自分への自信にも影響します。
「胸が垂れてきたから着たい服が着られない…」
「水着やオフショルを避けるようになった…」
こうした気持ちの変化が、心理的ストレスにつながることも少なくありません。
⚠️ ⑤ 将来的なバストケアの難易度が上がる
垂れた胸を長期間放置すると、クーパー靭帯の損傷が進行し、自然なケアでは元の位置に戻しにくくなります。
つまり、「早めの対策が何よりも大切」なんです。
胸が垂れる主な原因|生活習慣・年齢・出産の影響
実は、胸が垂れる(垂れ胸)原因はひとつではなく、年齢や生活習慣、出産・授乳など複数の要素が関係しています。
ここでは、垂れた胸になる主な原因を分かりやすく解説します。

🔎 ① 加齢によるクーパー靭帯の衰え
胸のハリを保つために重要なのが、クーパー靭帯と呼ばれるコラーゲン繊維です。
しかし、20代後半から少しずつ劣化が始まり、30代以降はさらに伸びやすく切れやすい状態になります。
クーパー靭帯は一度伸びると自然には元に戻らないため、早めの予防ケアが大切です。
POINT: ナイトブラや正しいサイズのブラを着用することで、クーパー靭帯への負担を軽減できます。
🔎 ② 出産・授乳によるバストボリュームの変化
妊娠・授乳期はホルモンの影響で胸が大きくなり、その後授乳が終わると急激にボリュームが減少します。
この急なサイズ変化が、皮膚やクーパー靭帯に負担をかけて胸が垂れやすくなる原因です。
授乳後に「胸が小さくなった」「垂れた胸になった」と感じる女性が多いのは、このメカニズムによるものです。
対策TIP: 授乳中もしっかり支える授乳ブラを使うことで、バストラインの崩れを最小限に抑えられます。
関連記事:マタニティブラはいつから着用すべき?産後はいつから普通のブラジャーに戻せる?マタニティパンツと授乳ブラおすすめ6選!
🔎 ③ 間違ったブラジャー選び・ノーブラ習慣
サイズの合わないブラを着け続けると、胸を正しい位置で支えられず、垂れ胸を加速させる恐れがあります。
また、ノーブラで寝たり過ごす習慣が続くと、重力で胸が下に引っ張られ、クーパー靭帯にダメージが蓄積します。
POINT: 特にナイトブラは胸をしっかりホールドし、寝ている間の横流れを防いでくれるのでおすすめです。
🔎 ④ 猫背や姿勢の悪さ
スマホやPCを長時間使うことで猫背になり、肩が内側に入る姿勢になると胸が圧迫され、ハリが失われやすくなります。
さらに、姿勢が悪いと血流も悪化し、バストの栄養不足にもつながります。
簡単ケア: デスクワーク中は1時間に1回、胸を開くストレッチをするだけでも予防効果があります。
🔎 ⑤ 急激な体重変化・過度なダイエット
短期間で体重が大きく変わると、皮膚の伸び縮みが激しくなり、胸の形が崩れやすくなります。
特に過度なダイエットでバストから先に脂肪が落ちると、皮膚だけが余って垂れ胸になりやすいため要注意です。
🔎 ⑥ 運動不足による大胸筋の衰え
胸を支えるのはクーパー靭帯だけではありません。大胸筋などの胸周りの筋肉も重要な役割を果たします。
運動不足で筋肉が衰えると、胸の土台が弱まり、バスト全体が下がりやすくなります。
おすすめケア: 壁腕立て伏せやダンベルフライなど、軽い大胸筋トレーニングを習慣にすると予防につながります。
もしかして垂れ胸?セルフチェックで分かる胸の垂れレベル
「最近、胸の位置が前より下がってきた気がするけど、本当に垂れてきてるのかな?」
そんなときは、たった1分でできるセルフチェックで、今の胸の状態を確認してみましょう。
下のイラストを参考に、鏡の前で自然に立つだけで、胸の垂れレベルを簡単に診断できます。
📏 イラストで見る胸の垂れレベル診断
下のイラストでは、胸の垂れ具合を4段階のレベルで解説しています。

まずは、自分の胸がどのタイプに近いか鏡で確認してみましょう。
▪︎ レベル0:普通
バストトップがバスト下線より上にあり、デコルテにふくらみもあって若々しい印象。
▪︎ レベル1:軽度
バストトップが下線付近に近づき、デコルテが少し平らに。胸上部のボリュームが減り始めます。
▪︎ レベル2:中度
バストトップが下線よりやや下。胸の丸みがなくなり、シルエットの変化を感じやすくなる状態です。
▪︎ レベル3:重度
バストトップが下線よりかなり下に位置。デコルテが痩せて、胸全体が下向きになっている状態です。
📏 鎖骨からバストトップまでの距離でチェック
より正確に知りたい方は、鎖骨からバストトップまでの距離を測ってみましょう。
メジャーを使うだけで、自分の胸がどのレベルに近いかがはっきりわかります。
|
レベル |
鎖骨〜バストトップ距離 |
特徴 |
|
正常(垂れなし) |
約 18〜20cm |
バストトップが高く、デコルテもふっくら |
|
軽度(レベル1) |
約 21〜23cm |
デコルテがやや平坦になり、胸上部のボリュームが減少 |
|
中度(レベル2) |
約 24〜26cm |
シルエットの崩れが目立ち始める |
|
重度(レベル3) |
27cm以上 |
バストトップが大きく下がり、デコルテがそげる状態 |
POINT:
バストトップがバスト下線より下にある場合は、垂れ胸が進行中のサイン。
早めにナイトブラやバストケアを始めることで、胸のハリを守りやすくなります。
📌 セルフ診断を正しく行うコツ
▪︎ 鏡の前で肩の力を抜き、自然な立ち姿勢をとる
▪︎ ブラジャーを外した状態で測定する
▪︎ イラスト診断と距離計測を併用すると、より正確に把握できます
垂れた胸を戻す方法|自宅でできる自然なケアと筋トレ
「胸が垂れてきたかも…」と気づいたとき、
「もう元には戻らないのかな?」と不安になる方も多いですよね。
実は、適切なケアや筋トレを取り入れることで、垂れた胸を少しずつ引き上げることは可能です。
ここでは、自宅で簡単にできる自然なケア方法とバストアップ筋トレをご紹介します。

✅ 姿勢を整えるだけでバスト位置アップ
猫背や巻き肩は、胸が下がって見える原因のひとつです。
まずは正しい姿勢を意識することが、垂れ胸改善の第一歩。
▪︎ 背筋をまっすぐ伸ばし、肩を軽く後ろに引く
▪︎ デスクワーク中は1時間に1回ストレッチ
▪︎ 壁に背をつけ、頭・肩・お尻・かかとを一直線にする練習も効果的
POINT: 姿勢が整うだけで、胸の位置が自然に高く見え、呼吸もしやすくなります。
✅ バストのハリを保つマッサージ
血流を促進し、胸に必要な栄養を届けるためにはマッサージもおすすめです。
お風呂上がりにオイルやクリームを使ってケアすると効果的。
🔸 簡単バストマッサージのやり方
▪︎ 脇からバスト中心へ脂肪を寄せるように円を描く
▪︎ 鎖骨下をやさしくマッサージして血流を促す
▪︎ 強く揉むのではなく、優しく撫でるように行うのがポイント
✅ 大胸筋を鍛える簡単バストアップ筋トレ
胸の土台となる大胸筋を鍛えることで、胸を下から持ち上げる効果が期待できます。
自宅でできる簡単な筋トレを2つご紹介します。
壁プッシュ(Wall Push)
1.壁に向かって立ち、肩幅より少し広めに手をつく
2.肘を曲げてゆっくり体を近づけ、再び押し戻す
3.10回×2〜3セット
合掌ポーズ筋トレ
1.胸の前で両手を合わせる
2.手のひら同士を押し合うように力を入れる
3.10秒キープ×5回
POINT: 筋トレは毎日短時間でOK。続けることで胸を自然に引き上げるサポートになります。
✅ 栄養バランスの見直しも大切
バストのハリを保つには、女性ホルモンの分泌をサポートする栄養素を意識して摂ることも大切です。
🔸 おすすめ栄養素
▪︎ 大豆イソフラボン(豆乳・納豆など)
▪︎ ビタミンE(ナッツ・アボカド)
▪︎ 良質なたんぱく質(鶏胸肉・魚・卵)
食生活の見直しは、胸のハリだけでなく肌や髪の健康にもつながります。
✅ バストを支えるナイトブラを活用
寝ている間も胸は重力で引っ張られています。
ナイトブラを使って胸をしっかりサポートすることで、横流れやクーパー靭帯への負担を軽減できます。
🔸 おすすめポイント
▪︎ ノンワイヤーで締め付け感が少ない
▪︎ バストを中央に寄せて上げる設計
▪︎ 通気性や肌触りのよい素材を選ぶと快適
豆知識: ナイトブラは垂れ胸の進行予防だけでなく、胸の形をきれいに保つためにも有効です。
垂れた胸を上げるブラの選び方|おすすめブラも紹介
「最近、胸が垂れてきた気がするけど、どんなブラを選べばいいんだろう?」
そんなお悩みを持つ方は多いですよね。
実は、垂れた胸(垂れ胸)をサポートするブラは、普通のブラとは選び方が少し違うんです。
ここでは、垂れ胸対策に効果的なブラの選び方と、人気のおすすめブラをご紹介します。
🎀 フルカップタイプでしっかり支える
垂れ胸には、胸をしっかり包み込むフルカップブラがおすすめ。
バスト全体を支えることで、クーパー靭帯への負担を減らし、シルエットをきれいに見せてくれます。
VEIMIA 垂れ防止矯正ブラ
👇 画像をクリックすると、詳細ページをご覧いただけます。
🎀 サイドボーンで横流れを防止
脇から背中にかけて流れた脂肪をきちんと寄せるため、サイドボーンがしっかりしたタイプを選びましょう。
脇肉をカップに収めることで、バストトップが高く見え、デコルテもふっくらします。
VEIMIA ブラジャー小さく見せる
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🎀 寄せ上げ効果のあるブラで形を整える
「胸が外側に広がっている」「デコルテがそげて見える」という方には、寄せ上げタイプのブラがぴったり。
自然にバストを中央に寄せて、若々しい丸みのあるラインを演出できます。
VEIMIA 小さく見せるブラ
👇 画像をクリックすると、詳細ページをご覧いただけます。
🎀 ノンワイヤーのナイトブラも併用
昼用の補正ブラだけでなく、ナイトブラで寝ている間の横流れを防ぐケアも大切です。
ノンワイヤータイプなら、締め付け感が少なく快適に使えます。
VEIMIA ナイトブラ
👇 画像をクリックすると、詳細ページをご覧いただけます。
垂れた胸は日中と就寝時の両方で支えることが大切。
普段使い用+ナイトブラの併用で、胸の形をきれいにキープできます。
よくある質問(Q&A)|垂れ胸ケアの疑問を解消
垂れ胸ケアについて、読者の方からよくいただく質問をまとめました。
「一度垂れた胸は戻らない?」「クーパー靭帯って本当に修復できないの?」など、気になる疑問を分かりやすく解説します。
❓ Q1. 一度垂れた胸は元に戻せますか?
残念ながら、クーパー靭帯は一度伸びたり切れたりすると完全には元に戻りません。
ただし、筋トレ・マッサージ・ナイトブラ・正しい姿勢を意識することで、胸を引き上げたり、
シルエットをきれいに見せるケアは十分可能です。
POINT: 「完全に元に戻す」よりも、「今以上垂れないように予防+きれいに見せるケア」が大切です。
❓ Q2. 垂れたバストを戻す方法はありますか?
あります。自然な方法でサポートするのがポイントです。
▪︎ 大胸筋を鍛える:壁プッシュや合掌ポーズで胸の土台を支える
▪︎ マッサージで血流改善:デコルテや脇下を優しくマッサージ
▪︎ ナイトブラで横流れ防止:寝ている間の胸を守る
▪︎ 正しいブラ選び:昼はフルカップや寄せ上げブラでしっかり支える
こうしたケアを続けることで、胸の位置を少しずつ引き上げ、若々しいラインをキープできます。
❓ Q3. 猫背だと胸が垂れるのはなぜ?
猫背や巻き肩になると、胸の位置が下がりやすく、バストを支えるクーパー靭帯にも負担がかかります。
さらに血流が悪くなることで、胸に必要な栄養が届きにくくなり、ハリが失われやすくなります。
改善法:
デスクワーク中に肩を開くストレッチを取り入れたり、背筋を意識して姿勢を整えるだけでも予防効果があります。
❓ Q4. 女性の胸は何歳から垂れ始めますか?
個人差はありますが、一般的には20代後半〜30代前半から胸の変化を感じる方が増えます。
原因は、クーパー靭帯の劣化やホルモンバランスの変化、生活習慣などさまざまです。
TIP: 若いからと油断せず、ナイトブラや姿勢改善などの早めのケアが垂れ胸予防につながります。
❓ Q5. クーパー靭帯が切れたらどうすればいいですか?
クーパー靭帯は一度切れると再生しませんが、適切なケアで進行を抑えたり、胸の見た目を改善できます。
▪︎ 揺れを防ぐブラを使う:運動時はスポーツブラ、就寝時はナイトブラ
▪︎ 筋トレで胸を支える:大胸筋を鍛えるとバストの位置が上がりやすい
▪︎ マッサージで血行促進:胸周りの血流をよくしてハリをサポート






